日経暴落の5月

日経平均202001-2021-05 株式
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「Sell in May and go away, and come back on St Leger Day.」
「5月に(株を)売って去りなさい。そしてセント・レジャー・デイに戻ってきなさい」と言う意味で株式市場ではよく使われている言葉である。

「Sell in May and go away, and come back on St Leger Day.」

「セント・レジャー・デイ(St Leger Day)」とは、英国のドンカスター競馬場で毎年9月第2土曜日に行われる競馬レース「セントレジャーステークス(St Leger Stakes)」が開催される日のことだ。

セントレジャーステークス
セントレジャーステークス
セントレジャーステークス - Wikipedia
①(株高の)5月(春)に売れ
②(株式市場の盛り上がらない)6~8月(夏)は何もするな
③  9月第2土曜日以降(秋)に株を買え

「5月に売って9月に買え(買い直せ)」という意味になるので、「株価は5月が高値、9月が安値」ということになる。

本当の意味は?

ここまで説明すると、「5月は株価が下落するから売れ」では無い事が分かるであろう。
つまり、米国株が6月から9月頭までは軟調な展開が多い傾向である。
明確な理論ではないが、夏場は休暇を取る為に一端株を手放し休暇期間を取る投資家が多くなる。

つまり、「市場が余り動かない」「相場が閑散としやすい」など様々なの考えが挙げられる。

最近は日本株市場も米国の株式市場と連動する傾向が強い、これは「米国株高(株安)=ドル高(安)=円安(高)=米国ファンドが円安(高)の日本株を買い(売り)」と言う連動性があり日本株にも大きなインパクトを与えることなどから、毎年5月になると注目されている。

「5月に手放して9月に買い直し」は当たっている!?

NYダウ平均では?

こちらを見る限り、過去20年では「4月」の騰落率が一番高い結果となっている。
逆に一番低いのが「9月」となっておりNYダウの値動きは「4月が一番高く9月が一番安い」という結果である。

NYダウ平均騰落率
NYダウ平均騰落率

日経平均では?

こちらを見る限り、過去20年では「4月」の騰落率が一番高い結果となっている。
特に日本の場合4月末から5月頭は「ゴールデンウィーク」となり株式市場が休場となることも起因しているのであろう。
逆に一番低いのが「9,10月」となっており日経平均の値動きは「4月が一番高く9,10月が一番安い」という結果である。

日経平均騰落率
日経平均騰落率

結果

5月には一旦手仕舞いし、9月に買い直せ」が「1年程度と言う短期取引での一つの目安であろう」と考えられる。

自分なりの総論

  • 「5月に(株を)売って去りなさい。そしてセント・レジャー・デイに戻ってきなさい」はほぼ正解
  • 4月中に全ての株式を一旦見直し最適化を図る
  • 配当狙いの場合も「減配」という時は撤退を検討
  • 「ドルコスト平均法」で積み立てを行っている投資信託はそのまま継続(長期運用が基本の為)
  • ETFも短期取引なら要見直し、配当目的ならホールドし9月から再投資

結論

資産形成はドルコスト平均法しやすい「毎日・毎月の積立投資信託」が最強

資産運用は高配当目的の ETF などが最強

やはり「資産形成」は積立が最強です

参考動画

アラサーOL 投資女子YUKIさんの動画
毎月40万の投資を行っているツワモノ投資家さんです。

投資女子YUKI
投資歴8年のアラサーOL 株を中心に私の投資スタイルを紹介していきます
日経暴落の5月。それでも毎月40万を積立!
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